出張撮影とご祈祷について
七五三やお宮参りでは、お子様が末長く健康でいられることを願って御祈祷を行います。
出張撮影でカメラマンを呼ぶ場合、少しでもたくさんのお写真を撮ってもらいたいものですよね。
しかし、ご祈祷は神聖な儀式であるため、多くの神社で撮影禁止となっています。中にはご祈祷中の撮影OKの神社や、御祈祷後に本殿の中で撮影可能な神社などがありますが、有名な神社や大きな施設ではご祈祷中や本殿での撮影が禁止となっているケースの方が多いでしょう。
ご祈祷中の撮影がNGの場合、撮影時間中に御祈祷の予定を入れてしまうと、撮影時間が短くなってしまいます。もちろん、御祈祷時間はフォトグラファーは待機して、御祈祷前後でお撮りすることもできますが、せっかくなのでできるだけ長い時間を撮影に使いたいですよね。
七五三やお宮参りの出張撮影では、ご祈祷は撮影時間外として、撮影を終えた後にご祈祷を行っていただく流れが一般的です。本ページではご祈祷の前・後に撮影を行う違いについてお話ししたいと思います。
ご祈祷【前】の出張撮影
お子様がご機嫌ナナメになりにくい
親は子供の成長を願って七五三に連れて行きますが、親の心子知らずと言うように、小さなお子様にとって不慣れで動きにくい和服や、座っているだけのご祈祷の時間はストレスになりやすいものです。特に草履は足が痛くなりやすく、走り回りたい元気なお年頃の子供は早く脱ぎたくなりがちです。お子様が疲れていないうちに撮影することで、一番柔らかい表情を引き出しやすくなってきます。
着崩れしにくい
元気盛りのお子様の衣服が時間と共に乱れやすいのはもちろん、和服などを着ている場合、大人の衣服もやはり時間と共に少しずつ緩んできてしまいます。できるだけ着崩れしない綺麗な状態をお写真に残すのであれば、早いうちに撮るのが得策です。
ご祈祷【後】の出張撮影
千歳飴を持った写真が撮れる
千歳飴を貰えるタイミングは施設によって異なって参りますが、一番多いのはご祈祷が終わったタイミングです。七五三の写真と言ったら千歳飴!という定番を欠かせない場合はご祈祷後の撮影もアリです。場所によっては受付の際に千歳飴をもらえたり、相談次第でご祈祷よりも先にもらえたりもするので、一度施設に相談してみるのが確実です。
※撮影用千歳飴袋を用意しましたので、御祈祷前でも千歳飴の写真をお撮りします!
着物姿が楽しくなってくる
こちらは主に7歳の女の子に多いですが、カワイイカワイイと周りの方々からたくさん言われるので、気分がよくなって笑顔になりやすくなるお子様もいらっしゃいます。気分が乗ってくると自然で明るいお写真をたくさん撮りやすく、また、可愛らしいポーズなどもしてくれやすくなります。
ご祈祷【前後挟んで】の出張撮影
一連の流れが全て撮れる
ご祈祷前の様子からご祈祷中や本殿の様子、ご祈祷後の少しほっとした様子など、全てをお写真に納めることができます。ご祈祷中の撮影は不可となる施設が多いものですが、もし撮影OKの施設の場合はご祈祷前後の両方でお撮りするのが最もおすすめです。
御祈祷前後の場合必ず事前確認をしましょう
「プロカメラマンの同伴」は本当にOK?
御祈祷中の撮影を希望の場合、カメラマン同伴の撮影の可否について、お客様の方で神社に確認をお願いしております。
よくある失敗談ですが、施設に「ご祈祷中の撮影は可能ですか?」と質問して許可を貰っていたが、施設の認識が『お客様自身で撮影することに対し承諾していただけで、プロカメラマンの同伴はNGだった』というケースです。
施設には『プロカメラマンを呼んで、撮影を行っても良いか』という聞き方で確認するのが最も確実です。
ご祈祷の待ち時間について
ご祈祷の前に待ち時間があることもあります。一般的には待ち時間は5-10分程度であることが多いですが、11月などの繁忙期には30分以上になる場合もあります。
境内で待つことができる場合はその間も撮影をすることができますが、施設によっては専用の待合室で待機することもあります。もちろん待合室でもお写真を撮ることは可能ですが、やはり野外に比べるとバリエーションは少なくなってしまいます。
撮影時間の大半が待合室での待機となってしまうのは残念なので、待ち時間と待機場所について事前に確認しておきましょう。
下調べはしっかりと
地元に根付いた神社などでは、ご祈祷の終了後に神主様も集合写真の撮影に参加してくださることもあります。有名な大きな神社での七五三はもちろん素敵ですが、地元ならではのあたたかい七五三さんもまた、素敵な思い出になることでしょう。
施設に問い合わせれば色々と回答してもらえるので、事前の下調べをしっかりと行い、素敵な思い出を残せるようにしていきましょう。
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