写真を撮るときの失敗の一つがブレです。夜や室内などくらい場合、素早く動く被写体の場合などブレの原因はたくさんあります。ここではiPhone撮影で最も起こりやすいブレの一つである「手ぶれ」についての対策を紹介します。
iPhoneで手ぶれをせずに撮る２つの方法
撮った瞬間はいい感じに撮れた〜と思うのによく見ると結構ブレていたりする手ぶれ！悲しいですよね。スマートフォンが高画素化するとなお一層手ぶれが目立つようになります。iPhoneで簡単に手ぶれを防ぐ方法は大きく分けて二つあるので紹介していきたいと思います。
動いたら絶対にブレは起きる
どんな超人でも完全に静止することはできないので、三脚などを使わずに手ブレを100%防ぐのは絶対に不可能です。ただし極力減らすことはできます。手ブレが起こる原因は、シャッターを切るために、指、特にシャッターボタンを押す親指を動かすからです。すごく当たり前なことを最もらしく言いました（笑）
シャッターボタンを押さなければ写真は撮れません。しかし、シャッターボタンを押すと絶対に少しはブレるのです。ならば避ける方法は１つ、シャッターボタンを押さずに写真を撮れば手振れは防げます。
３秒タイマーで撮る
iPhoneカメラにはタイマーの機能があります。タイマーというと、一見、集合写真などを撮るときに使うイメージかと思いますが、実はブレを防ぎたいときの撮影方法でとても有効で、一眼レフでは星空を撮るときなどにの使われています。
iPhoneのカメラを起動し、時計マークに触れてみてください。通常は「オフ」となっていますが、「３秒」「１０秒」という選択肢が出てきます。ここで３秒を選んでみてください。
あとは今までと同じ、シャッターボタンまたは本体横のボリュームボタンを押すだけです。ボタンを押すと、画面に「３、２、１」とカウントが表示され、０でシャッターが切られます。「０」の時にブレないようにしっかりとスマホを持っておくだけ。これだけでかなりブレを防ぐことができます。
もちろん動いている人や動物などには使えませんが、セルフィーを撮る時や机の上にある物、または風景を撮るときなどにとても有効な撮影方法です。
iPhoneに付属の「レリーズ」で撮る
先ほどのタイマーとは違い、こちらの方法ではiPhone以外の道具を使います。道具といっても別に何かを買い足す必要はありません。iPhoneを新規で買うと必ず付いてくるアレを使いっちゃます。アレ…とは！
そう、コレ！イヤフォンです。
なんで写真を撮るのにイヤフォン？とお思いなった方は、シャッターの切り方を思い出してみてください。iPhoneカメラでシャッターを切る方法は、画面内のシャッターボタンを押す、またはボリュームボタンを押すです。
もうお分かりですね！付属のイヤフォンにはボリュームコントロールが付いています。実はこの＋やーボタンでもカメラのシャッターが切れるのです！iPhoneのイヤフォンを繋いでカメラを起動し、＋かーのボタンを押すだけです。
一点だけ注意なのは、ボリュームコントロールの＋とーの間にある凹んだ部分に関しては、押してもシャッターが切れないという点でしょうか。イヤフォンのボタンを持つために片手が塞がってしまうというデメリットはありますが、こちらも手ブレを防ぐ有効な方法です。
ひとことメモ
カメラのシャッターを遠隔操作する装置のことを「レリーズ」と言います。「手放す」という意味の英語の「release」が日本語訛りした和製英語です。元々は「新曲リリース」なんかで使われる「リリース」と同じ単語です。