2枚の写真は全く同じ場所で撮影した物ですが、全然イメージが違いますよね!どちらが正解というものではなく、明るさを変えることで写真の雰囲気をコントロールすると、表現の幅が広がります。
Instagramを見てたら明るくて柔らかい雰囲気の写真がたくさん投稿されてました!なんか私の写真って全体的に暗い気がします!
明るさの設定を真ん中くらいにしているからだね!SNSでは人目を引くことを意識して、普通よりも明るい設定で撮っている人が多い気がするな。明るさの調整は露出設定で出来るよ。
露出補正変えたらこんなに明るくなりました!全然違う写真みたい!!
明るくしすぎ(笑)やりすぎると明るすぎて真っ白になってしまう白飛びが起こっちゃうから盛るのはほどほどにね!
「露出」とは明るさのこと
露出というと露出狂とかそんなイメージが湧いてしまうかもしれませんが、そういう話ではありません(笑)
カメラの世界では明るさのことを露出と呼びます。そして、明るさ調整のことを露出補正と呼びます。多くのカメラには+ーマークのボタンや+ーと数字の書かれたダイヤル等が付いているでしょう。それが露出補正ボタン(ダイヤル)です。
ー3〜+3の範囲で変更できる物が多いので、数字を変えながら明るさの違う写真を撮ってみましょう!
白や黒が中心の時は必ず露出補正を
雪景色や真っ白な壁を撮ったのになんだか少し暗くなってしまったことありませんか?実はカメラには撮る場所の明るさが正しいのかどうか分かりません。なので「適当」な明るさにしようとします。
例えば、真っ白なものを写そうとすると、こんなに明るすぎるとバランス悪いんちゃう?と勝手に考えて、少し暗く写してしまいます。
反対に、真っ黒い物を写そうとすると、今度は暗すぎるんちゃう?と勝手に考えて、少し明るく写してしまいます。なので、人の目が見ている明るさ(色)とは異なった色で撮れてしまうことがよくあります。
Point☝️
白や黒が中心となる物や場所を撮影する時は、露出補正をプラスやマイナスに調整し、自分の目で見ているような明るさで撮影してみよう。